オックスフォード大学支援の「地球外生命体の信号を探す研究」が人間以外の知性を特定したというニュースが発表されました。
その理由は、5時間に及ぶ電波の放出があったため。
捉えられた電波は、地球から約4.2光年離れた恒星プロキシマ・ケンタウリ周辺から発信されているといい、現在も詳細に分析中。
信号は宇宙人から発信されたものという証拠は、欧州連合(EU)の電波望遠鏡の管理者である内部関係者が知っているそうです。
プロキシマ・ケンタウリ…. 。
地球外生命の探査で特に注目されていたのは、スーパーアースと呼ばれる、プロキシマケンタウリの惑星です。
(これは、あるかもしれません!)
イタリア国立天体物理学研究所の研究者らは、プロキシマ・ケンタウリに 惑星が存在する可能性を示す観測結果を発表していました。
プロキシマ・ケンタウリには、現在 確認されている惑星が2つあって…
- プロキシマ・ケンタウリb
2016年に発見された、地球に似た質量を持つ岩石惑星で、プロキシマ・ケンタウリのハビタブルゾーン(生命が存在し得る可能性がある領域)内にあり、液体の水が存在する可能性があります。ただし恒星からの強いX線や紫外線の放射が問題となり、実際に生命が存在できるかどうかは不明。 - プロキシマ・ケンタウリc
2020年に発見された、より遠い軌道を回るスーパー・アース(地球よりも大きな岩石質または氷の惑星)です。この惑星はハビタブルゾーンの外側にあるため、表面に液体の水が存在する可能性は低いとされています。
これらの2つの惑星のほか、プロキシマ・ケンタウリ周辺には他の未発見の惑星が存在する可能性もあり、科学者たちはさらなる観測を続けているところです。
その惑星はスーパーアース(地球より大きく、海王星より小さい質量の星)。
スーパーアースは地球に似た環境を持ち、液体の水や大気が存在する可能性があるため、居住可能な環境かどうか、地球外生命の可能性などの研究が進められていたのです。
ほかに「グリーゼ581c」や「ケプラー-22b」などがスーパーアースとして知られています。
さて、プロキシマ・ケンタウリは地球から約4.24光年の距離にありますが、現在最速の宇宙探査機の1つ「パーカー・ソーラー・プローブ」(時速約700,000 km)で移動すると約6300年なのもの距離にあって、それでもこの速度は、光速(秒速約300,000 km)の約0.07%に過ぎません。
したがって プロキシマ・ケンタウリ到達まで約6300年かかるそうです。
今後の宇宙探査には、より高速な推進技術(例えば、核融合エンジンやレーザーセイルなど)の開発が求められていて、将来的なプロジェクトとして「ブレークスルー・スターショット」があります。
「ブレークスルー・スターショット」は光帆を用いた探査機で、これは光速の約20%の速さを目指しており、実現すれば到達時間は20年程度に短縮される可能性があるようです。
やはり時空のプレーン(膜)を歪める技術がない限り(隠されている限り)、現実には 宇宙からの訪問者を待つしかなさそう。